Saturday, July 6, 2013

Unfinished letter

「テリー、文月に入りました。世の中はプール開き、お中元、サマーセールと、夏に突入です。
お体の様子はいかがですか?きれいな看護婦さん、お話の合う患者さんは見つかりましたか?」
と手紙を書きはじめた日の午後、訃報の連絡が入りました。
77歳のおじいちゃんだけど、心は青年、中小企業の団体信用保険制度を日本やアジア各国に紹介して国の発展に貢献したり、仏教新聞社の社長されてた人。アーティスト、冒険家、国の青年交事業の礎を築いた人、IYEO初代会長の寺下英明さん。
寺下さんとは、何度か出張をご一緒していたり、長年お手紙を交わす中で教えて頂いた事が多く尊敬する大先輩です。また個人的にいろんな偶然が重なっていて、とても近親しく感じていました。訃報を受けた時には、この気持ちをどのように整理していいか分からない状況でした。
でも、告別式でお花を捧げる迄の4日間に、とことん悲しんで、しっかり感謝の気持ちを伝えられることができました。
そのお陰か、今の気持ちは心なしかすっきり。そして、いろんな意味で覚悟ができた気がします。
人や時代はこうして移って行くんだな、と実感したのでした。




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