Tuesday, October 11, 2011

Community Festival

地元で面白い企画がありました。
毎年4月に行われていた花祭りが、震災後間もないため自粛することになったのですが、その時のために用意した御神輿をつったり(「担ぐ」ことを「つる」という)、川に放流したマスのつかみどり、町内にある森林文化アカデミーの先生方による木工おもちゃ作り、おばちゃんたちの作った焼きそば、町内の皆さんにってづくられた折り鶴の飾りなど、いわゆる手作りの「ご近所さん祭」です。
4月のお祭りのための予算を10月の灯りアートの週末に併せて使ったという経緯も背景にはあったようですが、知る限りでは、フランスで行われている「ご近所さん祭(「隣人祭り」の始まりは1999年。パリの区議会議員アタナーズ・ペリファンさんは、隣のアパートで死後1カ月が過ぎた80代女性の孤独死を発見しました。ショックを受けたペリファンさんは「住民同士の触れ合いがあれば、こんな悲劇は起こらなかった。孤独や引きこもり、無関心に立ち向かわなければ」と、周囲の住民に声をかけ、アパートの中庭で持ち寄りのささやかなパーティーを開いたのが始まりです。それはパリ市全体に広がり、フランス全土、欧州各国へ広がりました。)」を、近年東京近辺の団体が注目してまねしているそうで、そんなお祭りが、田舎の小さな町でも行われていたことに、感心しました。
また、春の帰省中に、太一に感じてもらいたかったお祭りの太鼓のリズムを、秋に体験させる事ができたのはありがたかったです。

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