Monday, July 13, 2009

Live like Snafkin

フィンランド人は、スナフキンみたいである、とフィンランド在住の日本人が言っていたけれど、本当でした。
白夜の夏以外は、曇りか雨か雪、というなんとも不運な天候なので、夏の期間はおもいっきり太陽をエンジョイする、という発想か、一般的に夏休みは4-6週間、当たり前のようにとる。
その間することといえば、家族が所有しているサマーハウスやコテージヘ行って、のんびりと過ごす。のんびりと過ごすというのは、大自然の中で読書をしたり、お友達と話したり、森の中を歩いたり、コテージの修理や改装、湖での魚釣り(フィンランドの湖の数は19万?!)、ガーデニング、手工芸をしたり、冬には、サウナに入ってから氷の張った湖に飛び込んだり。
本当にしていました。しかも、コテージはトイレ・水道共同、シャワー、電気なし。トイレはコンポスト式で、使用後におがくずをふりかけるスタイル。そして、バス型スーパーマーケットが定期的にやってくるので、敷地の外に出る必要がない。
で、この空間がとても心地良かった~。フィンランドは北欧の中で最もソ連に近く、社会主義的な要素が残っているというイメージがある。そのためか、共同住宅が多いように思える。共同集合住宅の場合は、広い庭がないので、郊外や景観の美しい地方にコテージをもって、週末や休暇に訪れてのんびりする。理に適った人生の楽しみ方です。
先日、友人が、彼女のコテージに連れて行ってくれたのですが、そこは彼女の自宅からも近くてとても便利。そのコテージは、公共の公園の中にあって、コテージのみが個人の所有。景観を保つために、改装や新築については制限があって、欲しくても手に入らないものだそう。3年程度のローンで購入ができるぐらいの価格なので、マイホームはなくても、コテージを購入する、という人が多いそうです。
東京にもそんな場所があればいいのになぁ・・・

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